2012年5月20日日曜日

1367:出張準備開始

次の出張まではまだ3週間ほどあるので余裕だが、これまで対象国での担当領域に関する技術支援は我が国としてはないので責任重要である。クライアントからの期待も大きい。 すでに基礎的な情報は得ているので、これから精査していこう。 調査対象の大学関係者にも知人がいるので安心だ。パイロット地点の都市も以前行っている。 懐かしい国ではある。何しろ16年ぶり。多くの人に出会ったし、彼らとの交流も熱かった。 この16年で航空事情も変わったので、当時はヨーロッパ経由が普通だった事情も今は変化しただろう。直行便もある。最終的な決定はクライアント任せだ。 16年前の案件ではおかしな経験もあった。すでに8年間5案件を経験しており、他の団員より現地事情もよく知っていた。そういう部下を信頼しうまく使うのが団長として普通だが、6件目の団長は嫉妬深く自己中。何かにつけて意地が悪い。仕事上の男の嫉妬ほどいやらしいものはないが、彼の気質は異常だった。彼の判断で、2回目以降の派遣は意図的にキャンセルさせられた。自分以上に目立つ部下は嫌いだったようだ。 そのことが切っ掛けで、それ以降当地には行くことがなかったわけだ。 その団長も出世競争に躍起になり、団長も部下に任せそそくさと帰国したのは面白い。赤門の後輩が自分より先に取締役になって焦ったのだ。帰国後、挽回して後輩より先に社長になった。その辺の動きはさすがだね。最終的には会長になり、今は引退した。後輩も社長になった。 社長にもなった方だが、現場サイドで個人的に見ると大したことがない。その程度の人だから社長になっても会社を大きく成長させることはなかった。赤門はその程度。 日本のコンサル会社なんて個人芸のある人は少ない。精々、創業者だけが偉人になっているに過ぎない。 久保田豊を超える人はいないのだ。

0 件のコメント: