2012年5月29日火曜日

1376:資料のスクリーニング

意外なことだが、他のコンサルさんの資料収集状況を垣間見ると不思議なことが多い。結論をいえば、資料不足。ほとんど関連資料の収集を行っていない。なんでやねん?たぶん、英語力と感性であろうか。我々コンサルと言っても最新の情報を持っているわけではない。ましてや、初めて行く赴任地の状況など無いに等しい。 それでもネットのおかげで膨大な情報(ほとんどは英語)が手に入る。調査開始段階では、発散しできるだけ多くの情報を収集し、ある程度収集した段階で資料のスクリーニングに入る。今がその段階。 そういった努力というか執念がないとクライアントの期待する調査はできないと思っている。今回も結局当該国以外の情報も集めてしまった。結果として重要な情報も得た。やはり、欧米の進んだ技術は役に立つ。特にガイドライン、マニュアル、ハンドブックなどは必需だ。 日本はどうかというと無駄ではないが、和文ということもあり、意外と応用できない。元々、欧米からの技術も入っているのでオリジナルでないこともあるのだ。 さて、いよいよ質問票の作成だ。これも意外と使えないことの方が多い。相手があることだしね。質問票で情報が入るならコンサルは要らないだろう。ヒアリングによる情報収集もセンスの違いで成果の差は大きい。聞く力だね。

0 件のコメント: