2012年5月27日日曜日

1373:サラリーマンコンサルは大変だ

ここ何日か、偶然3人のサラリーマンコンサルの先輩の近況を聞いた。Tさんはある準大手コンサル会社の部長さんだったが、定年で退職。部長時代も優秀じゃなくトラブル続き。団長をやっても失態でクライアントの信用を失った。会社も彼の責任は追及しないというお粗末さ。その彼も定年で去ったか。 Oさんも準大手のコンサル勤務して役務を中心にやっていた。やはり60歳で定年し退職。個人でコンサルやっているが失注続きで落ちこんでいる。クライアントの期待や信頼はなさそうだ。 Mさんは最大手コンサルの契約社員。すでに60歳を超えているが65歳になれば雇用形態も変わるし給与も激減するようだ。優秀な方で65歳を超えても素晴らしい仕事ができるだろう。それでも会社的には給与的に疎外されている。 サラリーマンコンサルというのも大変だ。60歳を超えれば職位もなくなり、給与も激減する。会社という看板がなければ自信喪失。 会社というのは個人が成長していく限られた環境だと思えばよろしい。会社から得られるものだけを考えることだ。もちろん、それでは出世はできないがコンサル稼業で出世はいらない。 60歳を超えて看板がなくても十分クライアントに信頼され継続的に専門家として仕事を続けられる状況を整備することが大事だ。 団塊の世代のような生き方はむしろ反面教師として学んできたので彼らのような失態はしたくない。 30代40代の方もそろそろ定年後のコンサル活動の持続性を真面目に考えなければならないだろう。会社を信じても仕方がない。 シニア人材室なんかで65歳まで待っていても腐るだけだ。

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