2012年5月24日木曜日

1369:首都も様変わり

1988年、初めて行ったときは、先発していた調査団は南東地域の現場事務所にいた。首都で1泊し、国内線チケットをもらって現地入りする段取りだった。 空港から向かったホテルは下町。ローカルコンサルのアレンジだったため、外国人用ではなかった。調査責任者の方は現地も不慣れで最初の団長格だったため、生活環境つくりは失格。もっとましなホテルもはあったが、そこに定宿を移すのには数か月かかった。 その後ずっと定宿だったホテルも今はなさそうだ。その代り外資系や現地資本のホテルが乱立しているようだ。今回は選択の余地はかなりありそうで助かる。 ホテルの他大きく違った点は、大通り沿いに地下鉄ができたこと。16年の月日は大きい。あとはレストランがどうなったかも興味深い。何しろ世界三大料理のひとつ。うまいものはたくさんある。 あの当時はみなさん若かった。今はある都市地域計画系のコンサルの社長をしているH氏の短気を垣間見た。空港から数台のタクシーでホテルに入ったが、ホテルで支払う金額が通常の数倍。それでH氏は切れた。実際は数台分全部の値段だったのだが。あんな切れたHさんはその後見たことがない。同じ案件で水資源を担当した別のH氏も現場で運転手に切れたことがあった。彼も今は最大大手コンサル会社の社長だが、品のなさを見たのもそれが最初で最後。現場というのは人の本性を垣間見れるので面白い。

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