2011年5月28日土曜日

1228:ラビリンス型自由越流頂をもつ余水吐

南部アフリカ滞在中に何度かダムを見学した。全てヨーロッパのコンサルが設計したものだ。日本のコンサルと違って独特の設計思想が見られるので大変面白かった。

ダム高は精々15mから30mであった。

最後に見学したアースダムのスピルウェーは面白かった。

余水吐幅を狭め、しかも流出量は蛇腹の越流面で稼げるラビリンス型を採用している。設計洪水量が小さいからできるのであろう。

labylinth spillway

とでもいうのだろうか。

一緒に参加したダム屋さんが面白いことを言っていた。「随分変な構造ですね、上部に鉄板で橋をかけていたんでしょうかね、壊れちゃったんですね」とのコメントであった。

彼は権威ある水専門家だったので、彼のコメントについてはシカトした。

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