2011年5月28日土曜日

1229:気候変動気象局からTORが届いた

南部アフリカ出張時に、現地気候変動気象局と協議する機会がありお願をしてきた。

協議には幹部全員が参加したため局全体の実力が分かった。水省幹部よりは知的だし頭は良かったが、何分予算もなく活気はなさそうだった。

協議の合間には、日本及びドイツが支援したテレビ局用の天気予報のスタジオを見せてもらった。日本からは多分NHK関係者が支援したのだろうが、機材も老朽化し、今はドイツ政府支援の機材を使っていた。隣の天気予報図作成者はマニュアルで等高線を書いていたのにはびっくり。

さて、局幹部と協議し、気候変動への適用策に関連し、気候変動気象局への技術支援案件の要請書作成を提案した。協議開始時は、全員無関心。既に国際機関から支援があり、それ以上の支援を他国に要請し実現させる可能性についてはやや懐疑的であった。

小生の説明が進むにつれて関心が高まってきているのを実感した記憶がある。

あれからもう3カ月が経った。忘れたころに現地からメールが入り要請書素案が出てきた。

ざーーと見たところ、まあまあ良くできているし、要点も押さえている。流石に知的な方々だからじっくり検討したのだろう。遅い提出はアフリカならではだから気にはならない。

精査し修正提案をして送り返そう。その後の段取りは再度提案したい。

彼らとまた会えるかどうかは不明だがサポートだけは最後まで。

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