2009年4月7日火曜日

134:プロポ成功の秘訣(その1)

プロポーザルを作成で最も重要なことを少し述べる。列記する。

1.案件そのものの理解
2.期待されることの理解
3.期待以上の提案
4.信頼される要員配置

これらを一応満足すれば1位指名は得られるはずである。2位以下となり悔しさで発注者になぜ落ちたのか聞いても具体的な1位との差は中々教えていただけないものである。精々、技術の差はなかったがお金で差があってとお茶を濁されてしまう。

まずは、上記の4点が本当に満たされたかを精査することが必要である。特に、発注者のお立場に立って、

1.果たして案件の背景や事実関係を十分理解したであろうか?
2.お客様から期待されているコンサルタントサービスは最高水準であったか?
3.痒いところに手が届くような追加的なサービスは提案されたであろうか?
4.自社および他社から最高レベルの要員を配置しただろうか?

大手コンサルは年間100件ほどのプロポを提出し、大体40%強の受注率と聞いている。1位指名を受けた時は単純に喜び、すぐに作業に取りかかろう。しかし、失注した場合は徹底的にその原因を調べ挙げる気合が必要である。営業と技術との合同反省会を開くべきである。

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