インターネットとかe-mailを知ったのは、確か1990年ごろである。そのころ、国際多基準意思決定学会の会員にはほぼe-mail addressがあったのだ。今でいえば、SKYPEのアドレスが示されているのと同じような感じ。たぶん東大や京大では普通のことだったかもしれない。
それを当時所属していた会社のパソコンお宅に聞いたが、何も知らなかった。彼は社内で最もコンピューターを知っていて、今では情報管理の責任者である。その彼でも全く知らなかったのである。
何を言いたいかというと、世界の最高水準を知って、初めて権威なのである。世界の権威5人くらいと交流していると日本ではまず第1人者である。彼は英語ができないため日本の第1人者以下だった。
水関連でも言えることで、世界の第1人者と交流し、信頼を得られればしめたものである。以前、海水淡水化のF/Sを比国で実施したが、日本の膜会社はF/Sを全く知らなかった。これは以前このブログでも書いたが、デュポンで初めて逆浸透膜を開発したモッチ博士との交流で、膜会社をやる気にさせたことがあった。
どうしたら世界最高水準の専門家と交流できるのか?弛まぬ勉強である。勉強しないとたどり着けない。
それとRequest for Commentsというセンスを身につけることである。批判を浴びなければ成長しない。権威にコメントを頂く名誉を感じることである。
RFCを身につけ利害関係者に提案する内容を吟味したいものである。ガイドラインとかハンドブックなどを作成する方は特にRFCを求めることをリクエストしたい。造りっぱなしは無責任である。
今回でやっと150回を迎える。本ブログに対するコメントは未だないが、RFC用のアドレスを設定することを考えている。乞うご期待(?!)。
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