2012年7月5日木曜日

1414:難しい案件だね

ここはアジアなんだけれど、違うんだなあ、他の国とは。 やればやるほど、案件の難しさを知る。 ただし、自分なら何とか乗り切ることは感覚的に分かる。ここの人の性格を知り尽くしていればいいのだが、アジア的なコンサルにはたぶん無理であろう。 イランやサウジなど中近東の案件を経験した人ならわかるかもしれない。 そういう精鋭はもうコンサル業界にはいないかもしれないね。さびしい限りだが。 自分自身、この国の経験は6件。8年間だから全体で2年ぐらいは駐在したかもしれない。 最初に当地に来たとき、三菱商事の方とフランクフルトから一緒だった。ルフトハンザからはビジネスクラスでは我々2名だけ。彼の話はすごかったね。僕は2度国外追放になっていましてねと、誇らしげに彼は言っていた。商社マンの精鋭だ。僕は初めてだったが、商社マンはすごいなと単純に感心した。 それから8年間、ずっと当地の案件に係った。電発さんも引き上げた。NKも今は案件がなくなった。今は当地の日本のコンサル事務所はない。さびしいもんだね。 それだけ、この国が成長したんだね。支援するものがない。 しかし、まだ支援案件はあると思う。そのために自分は今ここにいる。常にニーズに対応して成長だ。 しかしねえ、本格調査でどのコンサルが受けるんだろうか。それを受けて、成果が出るコンサル会社は見出せないかもしれないね。お人よしコンサルではねえ。 今の日本に、精鋭がいるかなあ?? 僕もほかにいろいろ案件があるから、この国に固執する必要はないけど、やはり来なければという思いは「ちょっと」はある。 どうなりますかねえ。この分では、今の案件は、アジア的な感覚では乗り切れないね。 まあ、少し様子見をしよう。

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