2012年7月7日土曜日

1416:クマさんのこと

土曜の作業も終わった。 5時。 20年前に調査に参加した、クマさんのこともこちらの水文屋が覚えていた。実際、クマさんは水文専門ではなかったが、いろいろ雑用にも対応してくれた。彼は農業土木の専門家。 当時社内の権力闘争があり、国内部門が海外部門を凌駕していて、海外農業部門がとばっちりを受けていじめで大変だったのだ。彼も水資源の案件に出されるという悲惨な状況だった。 彼はいいやつでね、当地の調査でもいろいろ場所を変えて毎晩飲んでいたのだ。彼も今から15年前に会社を辞めて奥さんの実家の近くで無謀にも農業を始めた。ある程度の成功を収めたのだが、今年のお正月に奥さんを失った。相当落ち込んだと思う。息子さんも農業を手伝うことになったが、やはり良きパートナーを失うのはつらいはずだ。 彼のブログも久々今日見たが、何とか気を取り戻した様子が見て取れた。 彼のところにもずっと行きたいと思って入るのだが、なかなか行けないのは残念だ。ブログで状況を知る程度しかできない。 今日は彼と20年前に行った当地からメールを送った。彼も懐かしく感じているかもしれないしね。帰国したら久々お米を頼んでみよう。

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