2012年7月7日土曜日

1415:最後の土日

木曜、金曜と20年ぶりの旧友と連ちゃんで会うことになり、ラクの飲み過ぎだ。20年前は調査団の若手中堅3人組と毎晩夕食後に飲んでいても平気だったのだが、やはり歳には勝てない。 木曜は、国家水利庁の伝説的な方とこのホテルで会って飲んだ。話は弾み最後の数十分の記憶がない。お金が減っているから食事代は払ったのだろう。 彼も今は73歳。ラクが入ると話は進んだ。彼も15年前に引退し、自分の会社を設立。この数年はその会社の仕事からも離れたという。3つのセカンドハウスを持っていて、季節ごとに移動しているそうだ。優雅ですねえ。 今は国家水利庁は水力発電事業は行わない。民間に任されているようだ。さびしいかぎりだ。次に来ることがあれば彼のセカンドハウスにお邪魔しよう。 さて、昨日は仕事で国家水利庁に再度行ったが、元電力調査庁の知り合いをあらためて探した。同庁はすでに廃止され国家水利庁に多くの職員が吸収され移動している。20年前に一緒に仕事をした仲間も移動していて20年ぶりに会うことができた。そこで水文調査部の部長の電話番号を知ることができ、早速連絡。なんでも、彼の息子さんが1年半ぶりに中国から戻ったので今日パーティーをするので来ないかというお誘い。前日の飲みすぎで相当参っていたが、やはり20年ぶりなので無理しても行くことにした。 彼の家はかなり中心部から離れているが、今は住宅街で大型ショッピングモールもある。彼の家に行くとご家族が迎えてくれた。彼の友人もいて、11時まで飲むことになった。20年前は赤ちゃんだった女の子も今は21歳。男の子は25歳ぐらいか。僕の子供と同じぐらいだね。 所謂、ここの家族料理がフルコースで出されて、おなか一杯になったが、パストゥルマ(羊の肉でできた生ハム)の味は最高。奥さんの顔はやっと思い出した。奥さんも同じ職場で働いていたのだ。長男も3歳ぐらいでオフィスで会っている。 彼の場合は、勤続25年で引退する制度だったので、52歳で退職している。今は63歳だからこの11年優雅な引退生活をしてきたようだ。ビジネスセンスもあったので土地の売買で儲かったのかな?!長男が2か月後に北京に戻るようなので、ぜひ東京にも来てねと伝えた。 僕自身58歳になってもずっと働いている。いつ引退するか今のところ分からないが、彼らの優雅な引退生活を聞くと日本は厳しいことが分かる。僕の親父は天下りもあり実質60数歳で引退し年金暮らし。それすら期待できない昨今の状況は深刻だ。65歳ぐらいまで精一杯働かないと生活が成り立たない。まあ何とかなると思うが、どうでしょうか。 さっきMIGROSで買いものをしてきたが、16年前位に住んでいた高層マンションも全面的な修復工事が行われている。それくらいの時間が流れたのだ。

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