2012年3月5日月曜日

1341:Formulación de proyectos

午後7時過ぎ。

まだ日は暮れていない。最高気温はまだ35度に達している。なかなか涼しくはならないが、朝方はやや冷え込むようになった。

さて、最終章と前章に手を加え、とりあえずドラフトとして提出する。最終提出は12日としている。

案件形成はもっとも得意としているが、今回は1件のみという条件。

常々行っているのは、まず何が課題かということを見極める。

課題が分かれば、その解決するアプローチを考える。いろいろファクターがあろう。

援助が必要かも考える。

借款か無償か、あるいは開発調査か技プロか。

日本の援助モダリティーのメニューに合うのか。

アフリカの某国では、11件作り、6件が相手国政府から優先すべきと選定され、結果として6件すべてが実施に至った。

今回は1件のみ。

その案件の内容についてはじっくり取り掛かった。

単純な案件ではないからだ。類似案件がことごとく失敗しているからだ。

同じような案件形成ではまた失敗する。

あらゆる条件を考慮して、絞り込んでいく。

このプロセスがなかなか面白い。初期の情報収集過程はかなり大変だが。

東京サイドは最終的な案件の内容をすぐにでも知りたがる。当然だ、いろいろ事情がある。

その点には最大限考慮するが、やはりじっくり攻めていくのがベストだ。

その辺は帰ってから協議しよう。焦って安易に案件を形成するとあとでしくじるからだ。

実際、案件実施をどこがやるかの選定もかなり難しいのだ。その時は小生はここにはいない。またアフリカだね。

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