さっきテレビでリージョナル航空ビジネスを特集していた。欧米などで新ビジネスとして躍進しているらしい。ブラジル製の効率的な飛行機を使ったりして工夫して参入時の3機から百機以上にサービスを大きく伸ばしているとか。日本でも鈴与がリージョナル航空に参入した。
さて、海外コンサルビジネスのビジネスモデルに変化はあるのだろうか?
先月の国際開発ジャーナルを見る機会があった。それ以前の例の事業仕分けの中で08年度JICAコンサルタントの契約実績が紹介され上位3社が示された。だから、それとの関係で興味があった。以前は世界のベストコンサル100に日本のコンサルが何社入りその順位はどうかというのが興味があったが、最近は情報すら伝わってこないのが実情であった。
国際開発ジャーナルの記事自体は素人的で深みがない。結果は、
1位:NK
2位:オリエンタル
3位:アイシーネット
である。1位2位は当然の結果だが、3位はある意味意外である。事業仕分けでの発表でも3位と紹介されビックリ。I社の躍進というより他社の低迷での逆転もあるが、I社の躍進の中心は技プロである。それと役務や短専でも順調だ。与野からさいた新都心に移転したのもこの躍進と連携していると思う。
以前も書いたが、前社長が新入社員に与野の書楽の中華レストランで熱く語っていたとおりになったのか。NKやPCIと同じビジネスモデルでは100年経っても彼らに勝てないという考えである。それが10年経って実現しそうだ。今後の動向を見ていこう。
ところで、受注額はコンサルにとってあまり意味がない。重要なのは採算性である。どれだけの利益が上がっているのだろうか。ある会社は年間100件の応札を行い、40%程度の落札率とのこと。しかし、過去5年では赤字らしい。ビジネスモデルがJALと同じである。意外と小さなコンサルの方が身軽だし採算性は高いのだろうか。
上位50社のリストだけでもいろんな分析ができる。仮に海外コンサルに参入しようとした場合どの会社のモデルを参考にするかが一目瞭然である。各社の問題点も良く分かる。各社の内情を良く知っているだけにリストの順位や業績内容に矛盾がないようだ。
国際開発ジャーナル自体もコンサル登録しているのを最近知った。
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