2009年12月15日火曜日

502:マヨン火山爆発か

さっき入ったニュース。ロイターである。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

フィリピンのマヨン火山が活発化、1週間以内にも爆発か
12月15日13時13分配信 ロイター

[マニラ 14日 ロイター] フィリピン中部のアルバイ州にあるマヨン山の噴火兆候が強まっていることから、同州は14日、周辺の住民数万人に避難命令を出した。当局は、1週間以内にも爆発する可能性があると警告している。

同日の観測では、火口から流れ出した溶岩や約100メートルの高さに達した火山灰を確認。このため、州政府は同山の周辺6─8キロの範囲に住む2─3万人に避難命令を発令した。
 マヨン山はフィリピンに22ある活火山のうち、最も活動が活発で、過去400年で50回以上の噴火を繰り返している。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

マヨンはこれまでに2回案件に参加している。マヨン火山周辺の洪水・土石流防御計画(日本)とマヨンを含むビコール川の流域管理開発計画(世銀)。合計で1年くらいレガスピ市に滞在しただろうか。滞在期間中には幸い噴火はなかった。知り合いも多いし心配だ。今までは7年から10年くらいに1回噴火していると思う。DPWHやNEDAのオフィスも麓にあるし大変だ。

これまで何度も構造計画調査を実施しているが地域的に優先度が低くピナツボなどと比べ十分な対策工が取られていない。それ以上に、例え構造的な対策工を行っても噴火による土石流などで構造物が1回で崩壊してしまうのである。

兎に角事前に逃げるしか手はない。火山防災の難しさを思い知らされる。

0 件のコメント: