2009年12月15日火曜日

501:ビスワス氏のプレゼン

今日の会場は武田先端知ビル。初めてなので迷った。地図もあったが住宅地の狭い横町と大通りとの差異が不明確で分かりづらかった。案の定、ビスワスなどの主賓らも迷ったようだ。

地図を開いている4人連れがいたので後をついていったが、それが主賓の一団でビスワス氏と奥さん、新会長の中国人が振り向いて小生に訪ねたという始末。改めて見て方向が違うことが分かり4人を会場に引率することになった。

民間が係るとこういう事態を想定して誰か一人若手をホテルに行かせ誘導するのだが主催者はその辺を考えなかったようだ。小生の経験では海外からのVIPを何度となくアテンドしたが、それによって自分をアピールすることもできるし国際感覚を学んだり、VIPとお知り合いになるいいチャンスなのだが。

さて、ビスワスのプレゼンは予定通り彼が最近出版した本の序文とほぼ同じであった。IWRMに対する批判も取り入れている。30分のプレゼンも年のせいでやや穏やかである。管理の重要性を述べるに留まっている。水専門家が水管理について論ずる限界があると感じた。実務家の登場が必要であろう。しかし、彼のプレゼンも22年ぶりだし、もうこれが最後であろう。声を記憶にとどめておこう。

高橋さんのプレゼンも日本人だと暗黙の了解でポイントを理解できるが、彼の偉大な業績を知らない外国人には理解できないかもしれない。お弟子さんが原稿を英訳してみたら良かったかも。やはり英語的ないい表現も必要ですね。

その他のプレゼンは聞かずに帰った。IWRMを論ずるのは難しいね。小生にとってはillusionでしかない。

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