2010年7月6日火曜日

698:就活留年とポスドク問題

最近息子たちから聞くのは、簡単にバイトが見つからないらしい。そんなもんかと疑問はあるが、自分自身の経験は30年以上も前のことだから簡単に比較はできないのかもしれない。

バイトならまだいいが、今日のニュースでは、就職できないで留年する学生が何万人もいるらしい。大学生が多すぎるとは思うが、事態は深刻のようだ。大学の同級生がある大学の学長になっているが、大学経営は大変だと言っていた。彼も東京にプロモーションに時どき出てくるが、最近は同期生に会うことすら出来ないほど忙しいようだ。

一方、ポスドクの就職も厳しいという。企業も正社員としてポスドクを取ることも少なくなっている。コンサルでは外国人留学生のポスドクを雇うことが以前あったが、今はかなり少ないかもしれない。

コンサルもその専門性は就職しないと高まらないから、兎に角どこでもいから就職しないと経験と知見は積み上げられない。昔は土木専攻でない人もコンサルに流れてきたが、それも今は難しいのかもしれない。

浪人や留年もいい経験だが、それ以降次のステージに行ければいいが、1年後輩と就職戦線を戦うのは不利ではある。留年して大学院に行けば、新たな条件で2年後就職できるが、大卒としてまた就活するのはつらいね。

就職してもまた厳しい職場環境が待っているので、つらい修行は続く。コンサルは専門性で成り立つが、それも20年以上ないと第3者に認められないから大変である。

息子たちや娘も就活まではまだ先である。兎に角、専門性で勝負出来れば道はあると言っている。それと英語力は専門に関係なく勉強し続けることと助言はしている。

落ちこぼれで挫折感いっぱいの親父のもとで、子供たちも案外のびのびとやっているんかなと安心している。

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