2010年7月19日月曜日

706:Lock'n Load

梅雨が明けたら猛暑が続いている。こんな暑さは、トルコ、ヨルダン、イラン、サウジ以来だ。サウジの暑さは格別だが、ヴェランダに出てタバコを吸っていると中近東の昼間の現場を思い出す。

さて、昨日からWOWOWで戦場ドラマのオンパレードだ。出来るだけ見ている。

まずは、「硫黄島の砂」。1949年の作品だから実際の戦闘フィルムを混ぜて作っている。実戦シーンはやはりリアルで、すり鉢山への一斉砲火はすごい。この作品は戦後4年経ってからのもの。冷戦下で朝鮮戦争への戦意高揚のことも考えてのことか。主演はジョン・ウェイン。例の星条旗のこと(父親たちの星条旗で取り上げられた星条旗の取り換え)にもヒントがあったね。実際、この映画では掲げられた本物の星条旗が使われたとのこと。

英語的な表現で面白かったのは、

衛生兵という意味で、corpsmanが使われていた。medicといういい方もあって別の戦場映画でも聞いた。今まで、戦闘準備OKという意味で、rock'n rollと聞こえていたいい方は、

lock'n load

だったね。43年英語やっていても気づかない自分の無知が明らかになった。

和名で「プライベート ライアン」は次の作品。これもいい映画で、戦闘シーンは極力実際の戦場場面を残酷に再現している。英語の題名は、

Saving Private Ryan

タイトルを和訳した担当者はさぞ困ったんだろうね。観客には意味合いが分からなくても雰囲気だけでいいや、という投げやり感が分かる。

陸軍での一兵卒がprivateというのも日本語としては馴染みはない。日本人なら、ガダルカナルというが、当時のアメリカ兵は単にcanalと言っていたようだ。The pacificの第1回を見た。ガダルカナルの前篇である。以前ガダルカナルの戦場映画を見ているが、ガダルカナルの戦い全体を知らないので、ちょっと調べてみたい。

軍隊から派生した略語もあった。それは「Band of Brothers」だったかな。続けて戦場映画見てたので、どの作品だか忘れた。

FUBAR

FUBAR is an acronym that commonly means "fucked/fouled up beyond all/any repair/recognition". It originated in the United States armed forces, but its usage has spread to colloquial use.

ザ・パシフィックでは、NCOという略語もあった。

下士官という意味で、noncommissioned officer

余談だが、南部アフリカ行きも近づき、明日から作業開始予定。テレビでも、南部アフリカの資源回廊とかスワジランドの飢餓季節問題が紹介されていた。そろそろ自分のミッションも

Locked and Loaded

かな?

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