2010年7月23日金曜日

708:The day of days

暑い日が続く。後1週間で7月も終わる。次の海外出張の予定も決まり、8月中旬のお盆の終わりには南アに向かう。カトリックなのでお盆は関係ないが、先祖のお墓には行きたいと思う。

さて、今日は雑感である。

作業中に聞いているインターネット・ラジオはNYのEdgewater Radioだが、最近急な切断が多かったが今日からシステムが変わったようで快調だ。

昨日はバンド・オブ・ブラザーズの第2回目を見た。南アでも見たことを思い出した。戦場では当然捕虜がいるが、戦況が初期で安定しない時はMPもいないので、捕虜を殺害するケースがある。硫黄島でもそうだったし、ノルマンディー上陸直後でもあったようだ。

長年、太平洋戦争での日系二世の翻訳・通訳に係る情報活動の記録を探していたが、2006年にアメリカ陸軍による正式な歴史書が発行された。ヨーロッパ戦線の442連隊の活躍はヒーローとして賛美され有名だが、太平洋戦争の終了を数年早めたと言われるMIS二世の活躍は秘密にされていて、彼らが評価されたのは随分戦後後になってからだった。その歴史書が手に入った。500ページを超えるものなので、じっくり読もうと思う。

国際開発に関する月刊誌で昨今のコンサル業界の人材不足に係る座談会があった。読まれたことがある方も多いと思う。一言でいえば、幹部経営者の怠慢である。全ての事象は連続している。今になって、経営者である彼らの愚痴を聞きたくない。事象の分析もない。課題に対する展望もない。最大手コンサル会社の方はよく知っているが、彼にも随分パワハラで虐められた。今となっては笑い話だが、タイタニックから早く下船出来て幸運であった。彼ももう経営者ではない。景気の悪い段階で有能な人材を切ってしまうと後でボディーブロウが効いてくるのである。会社幹部が自己矛盾に気づいていないのは会社にとって不幸なことである。

主題に挙げたday of daysは、昨日の映画のタイトルだが、どんなことにも第1日目というのはある。長い年月も一日一日の積み上げだ。過去、現在そして将来をじっくり見つめて歩いていければ幸いである。

The day of days

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