2010年7月2日金曜日

695:7月に入った

アフリカから帰国したのが5月の上旬。それからもう2カ月が過ぎた。そろそろ海外渡航の準備に入る。次がどこかはまだ分からないが、帰国して3カ月もすると海外生活が恋しくなるのは職業病であろうか。船乗りさんに似ている。

古巣のコンサル会社のホームページに出てきたブログ形式のコーナーも4月1日以来全く変化が無い。会長も退任したことも影響しているのだろうが、どこかおかしな現象である。止めてしまうのもおかしいし、継続しないのも活気のなさがでてしまうし、奇異な現象である。

水セクター案件も昨年から見ると若干案件数が減っているような印象を受けるが、実際はコンサルの要員不足や経営体質の劣化で再公示が依然と多い。困ったことであるが解決の見込みはなさそうである。コンサルの人材育成はそう容易ではないからだ。知り合いの方の受注率も激減している。

新規部門を拡大させる方針で専門家を何人か集めて案件獲得に向かうのも手であるが、それら人材もやる気のない老人ばかりでは先行きが大変である。受注後の実施が大問題。

コンサル会社にも大きな変化が出ている。見慣れない会社名を見るケースも多く、聞くところによれば外資系もあるそうだ。一方、一時大学が応札に活発であったが、受注率はかなり低い。コンサルを凌駕するまでには程遠い。研究機関や公的機関も同様だ。

となれば、全体的に案件実施する組織力が落ちることになり危機的な状況だ。

以前からアンサンブル・キャスト方式の適用を期待しているが、優れた専門家を数人集めることさえ難しい現状なのである。

さて、案件受注に向けて再出発することにしよう。

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