2017年6月14日水曜日

2832:釣った魚に怒られる。。。

3連休の最終日で祭日。パラグアイの何の日?チャコの平和の日だそうだ。英語では、Chaco Armistice Day。ボリビアとの戦争の休戦記念日。パラグアイは内陸国。隣国との戦争でいろいろありました。領土も失い、多くの人が亡くなりました。

さて、今日はYouTubeでいろいろ見てました。日本の政局、音楽、映画。。。

最後は、久々小津安二郎の映画。1960年作の「秋日和」。前みた「彼岸花」の続編でしょうか。昭和35年。僕が6歳。いい時代でしたねえ。まあ60年安保でもあるかな。親父に連れられデモに参加した。親父も自治労の専従だった。デモの後、仲間の家に行き麻雀でお泊り。電話なかったから、お袋が心配してた。1959年は、皇太子の結婚だったかな。八百屋さんのお店のテレビで見たかも。


映画の内容は、なんてことはない。テレビドラマ的。お馴染みの俳優。

佐分利信
中村伸郎
北竜二

の3人組。日本工営の畑尾さんは、佐分利信にちょっと似ているね。でも、大物じゃない(余談)。原節子、司葉子、佐田啓二、岡田茉莉子。笠智衆もいるね。常連です。
佐分利、中村、北そして笠らは50代。原節子は40歳。他は20代。

今の人の同じ世代とは大違いですね。僕なんか彼ら全員より年寄り。笠智衆より7歳上。アンビリーバブルです。僕はまだチンピラだねえ。反省。

昭和の匂いがプンプン。アサヒビールの瓶、バヤリース、ジョニーウォーカーの赤、トリスバー。。。
70年代の初期まで続いていた風景でした。60年代は、僕にとって小学生と中学生。70年代は、高校生、大学そして大学院生。80年代から社会人でした。

それにしても、原節子さんが63年に引退した理由が、この映画を見て分かりました。彼女の配役の限界ですね。彼女が40歳でお母さん役というのはかわいそう。あの時代では、40歳過ぎた彼女にはお母さん役しかないのは残念でしたね。

こういうドラマが60年代になって徐々に映画からテレビに移って来たんでしょうね。時代の変化点だったのでしょう。

岡田茉莉子さんの気の強い、おちゃめな感じがすごく印象的ですね。うちの奥さんそっくりで。56歳になった彼女は今でもあんな感じで、気が抜けません。釣った魚に怒られる。。。

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