2017年6月16日金曜日

2834:流域管理計画の違い:アメリカ式とブラジル式

今日は、国レベルの関係機関と協議し、流域管理計画の作成について説明協議した。

事前にブラジルの流域管理手法の情報を入手していたので、環境関連機関の代表に聞いてみた。さすがに、知っていましたね。ブラジル人らしく、住民参加にはかなり力を入れているようですね。水の神聖とかも。。。

僕のはアメリカ式。あんまり住民参加とかはおまけ的な発想で、科学的なアプローチに特化している。解析とかモデル化とか。

結論を言えば、

アメリカ式:ハード中心で論理的・科学的。ソフトは、I&Eとしておまけ的に追加。

ブラジル式:ソフト中心で、I&Eはかなり大規模にやっている。ハードについてはあんまり力説していないね。

小さな流域で、委員会を立ち上げ、環境負荷の課題を絞り込むのは共通。当然ですね。

こうした違いを認識して、両者の良さを評価。

セミナーでは、上記についても詳しく説明するつもりです。

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