55歳になって気落ちしたわけではないが、本ブログ投稿も1週間ご無沙汰してしまった。
現地で大量の報告書を書きすぎてしまい、この1週間は和文作成で精一杯だった。普通なら調査団員数人で各担当箇所を和文にするので量的には大したことはないが、今回は一人調査団だったため全て自分で和文にしなければならなっか。これは長い経験でも初めてのこと。
官の専門家だった時は確か和文報告書だけだったし、最近はクライアントさんも改善策で最終報告書のみ和文という契約が普通である。進捗報告ごとに全文和文にする必要はなくなっている。
何とか今週中には完成しそうだ。英文の書きすぎも自分の首を絞めることになるからこれから注意しよう。しかし報告書というものは次に行う方々への情報でもあるからなるべく詳細に伝えたいという思いがあり、どこまで書くかは難しい。
本格調査を長く実施した経験では、事前や予備調査の難しさが分からなかったが、いざ自分がしてみると1カ月程度の現地調査で知り得ることは限られている。自分の良心としては、本格調査で最初の1カ月の苦しさを何とか軽減させることを想定して事前や予備調査を進めることにしている。
さて、日本という永遠のホームに帰ると雑務も含めブログを書く熱意がなくなるようだ。やはり、組織に中でストレスを感じたり、祖国を離れ辺境地で仕事をしているとブログでの自己発言的な熱望がでるようだ。
そういうこともあって、1週間程度お休みした。これもいいことである。ボーっと何もしないでいることの意味も大きい。ただし、お仕事はしっかりしないといけないが。
日本の水資源開発や管理の問題もかなり散見しているが、もう少し成り行きを見てみよう。結論を言ってしまうと、IWRMは日本に存在していないということだ。でもそれはそれで気にならない。IWRM自体この地球上に存在しないのだから、恥ずかしく感じることはない。
ブログで書きたいことは山になっているので少しずつ吐きだしていきたいが、暫くはホームでのんびりしようと思っている。寒くなったらまた南方に旅だつかもしれない。
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