2011年8月14日日曜日

1261:西アフリカの印象の変化

ずっと昔になるが、元いた最大手コンサルのある大兄が言っていた。

西アフリカでは生き延びることが最大の目的で仕事は二の次でいいと。確かに30年以上前の西アフリカはそうであったかもしれない。確か、ギニアの鉄道案件だったか。大損したと聞いている。

病気が蔓延し、衛生状態も悪い。カメルーンに行った同僚も確か20年近く前だが、帰国後体内を虫が走っているような兆候だった。虫に刺され卵を産みつけられたようだ。結果、無事だったが、最悪になると頭に入って死ぬこともあるらしい。日本では対応不可能な症状でもある。

黄熱病のワクチンも重要だった時代だ。

さて、現在はというと事態は全く改善しているように見える。

首都は大都会。人口は4,5百万人はいるのではなかろうか。第2第3の地方都市でも2百万人はいるだろうか。確かに衛生状態は悪い。下水道整備はまるで皆無である。

しかし、西アフリカの印象は今回の出張でまるで変わった。

IT技術もモバイルやインターネットなど地方にまで浸透しているし、病魔が蔓延している感じではない。少なくともホテルに滞在している限り病気になることもなさそうだ。

蚊も地方でもいない。

寧ろ、西アフリカが発展している様子がうかがえる。アジアからアフリカというシフトに乗らないとコンサルの仕事もなくなるだろう。

アフガンも行きたいが、アフリカ全体で動き回る気合が出てきた。

しかし、フランス語圏はちょっと苦手かも知れない。56歳でフランス語の習得はちょっとね。

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