先日以前所属していた組織に小生が過去に執筆した雑駁な小論文のコピーを送っていただくよう依頼した。丁重に依頼したつもりだったが、結果として見つからないということだった。
海外の技術情報を定期的に発行していたものだったが、昨今の不況から技術情報を発行できる状況ではないので廃刊されたようだ。
まあ、しかし過去の論文集を整理していないとは如何なることなのだろうか?
ブログでの愚痴や批判はしないことにしているが、コンサルタント会社はどうなってしまうのか。資本があるわけでなく、物をつくるわけでもない。技術力で勝負する組織が蓄積した技術を保管整理していない事実はプロとして悲しい。
大先輩が実施した大昔のメコンや韓国での水資源開発計画報告書から行間に隠された計画論を勉強した30年前が懐かしいが、そのころはたとえ埃にかぶってもちゃんと整理されていた。もう資料室すらないそうである。残念至極である。
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