2009年2月11日水曜日

88:知の領域にも競争原理が!!

最近は大学の国際戦略と実行に感心がありお勉強中である。

IWRMの動向と似ており世界的な傾向でもある。各大学で国際戦略構想が提案され競争激化の様相である。大学世界ランキングも盛んで米国、英国そして中国の機関が毎年ランキングを発表している。

ランキングにはいくつかのクライテリアがあり中々興味深い。なぜかというと、このランキングが大学の評価をある程度決定づけるからである。

IWRM実施の評価も100点満点で何点かと示すといいかもしれない。現在まで世界では2つの機関が各国のIWRM進捗をモニタリングしているが当事者の自己評価だけであり第3者機関のものではない。

せめて大きなIWRMの進捗があったRBOなどを公式に発表するのも一案だ。それには信頼性のある評価基準が必要である。これが中々難しい。そもそもIWRM自体が曖昧なものであるため。

大学の知名度は世界共通の問題であり上記のようなランキング指標がある。これも世界的な関心がバックアップしている所以だ。

IWRMに対しての世界の関心が低いことも認識しなければならないだろう。

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