2013年4月20日土曜日

1496:就活の地獄

TBS報道特集で、就活自殺が取り上げられていた。

学生一人当たり、50社以上のエントリーを行うそうだ。自殺者も急増しているらしい。悲惨だ。

50社もエントリーしても不合格続きでは、自殺したくもなるかな。

1社に何万人もエントリーするわけだし、その情報で受かるのも奇跡かもしれない。クライアント側の人に聞くと、有名大学では就活でエントリーする数も数社に限られているらしく、50社なんてそんなことは無駄だと断言した。今は、クライアントのその組織は最難関で、大学院を出ていないと入れないぐらいだ。東大や京大大学院レベルが普通。

常識的に言って、企業もある条件でかなりの足きり(まずは学校名ではじかれる)があり、普通の学生がエントリーしても最初から無駄というのもあると思う。

50社もエントリーしていたら、受かるための企業の情報分析も怠るね。行きたい会社もたぶん絞れないのであろうか。次々に落ちていたら滅入るね。精神衛生上悪い。

昔のことを言ってもしようがないが、79年に大学院に入って81年に入社したが、これも浪人・留年・大学院の4年間の無駄をしたおかげ。真面目に行っていたら、75年以来の不況で77年も就職は良くなく、たぶんみじめな結果だったろう。今年60歳になった優秀(?)だった従妹たちも残念な就職だったのだ。落ちこぼれる幸せというもあるようだ。

これまで4社就職(うち3社は原則入社は受け付けないんだけどね)したが、すべて人脈のおかげ。いろんな方にお世話になった。裏口じゃないけれど。競争で実力を評価されたわけじゃなかった。業界で最も年収のいいコンサル会社も2社受けて受かったが、社長以下の人柄がいまいちだったので、蹴った。結局そういう感覚的な判断も必要だ。

最終的には、50歳に近くなったら組織を離れることだ。リスクも大きいが、メリットもある。そういう個人芸を得るのがコンサルのいいところ。

入れないエントリーシートで就活する地獄には行かなくてよかった。

もがいてもくじけず自分にあった人生を進めば、必ずいいことあると思うよ。だれかがそっと助けてくれる。

あの世でのエントリーシートはどう書こうかね??まずはこの世での人生を全うしましょう。

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