2013年4月28日日曜日

1509:連休もお仕事

久々の日本の連休。

とは言え、業務期間中だし、しないと現地の初動で大変なので、しっかりお勉強だ。

長女と朝ごはんを食べ、作業に入る。奥さんが富士のふもとなので、夕飯は長女にお弁当を買ってきてもらう。式場のアルバイトも慣れてきたようだ。

さて、出張準備品の購入もほぼ終わり、あとは薬などの備品をまとめて買うだけ。現地入手事情を確認するまでは余分に持っていく。内陸国じゃないので、まあ大丈夫と期待しているが、地方巡業も長いので油断はできない。特に、風邪薬や胃腸薬が大事。マラリア対応も。

そうそう、向こうでのお土産も重要。まずは、クライアント事務所は、栄太郎のようかん。一個一個分けられるのが成田で入手可能。それと、組織強化や人材育成では、大臣から地方の普及員まで、数百人にも会う。全員ではないが、普通の職員には日本製の100円のボールペンがいい。あくまで交流の切っ掛け作り。

幹部には浮世絵のプレート。軽いし、見た目はかなり高級感がある。

2、3回目となるとこれが面倒。次は何々とリクエストがくる。組織内での秘書のお姉さまとの信頼関係は最も重要なのだ。

アポなしで大臣や事務次官、局長と会えるのも彼女たちのおかげなのだ。それこそ影の人脈形成。国は違うが、女性秘書たちの情報こそ、最も重要な普遍的な内部情報なのだ。

公文書の内容や幹部たちの予定まで事前に教えてくれるようになった満点。まさにスパイだね。携帯で、「今大臣はいますよ」、と連絡が入るようになれば最高だ。

組織が大きければいろんな立場の人たちがいて、

最高幹部の孤独、本音

中間管理者や若手職員の悩み、野心

末端の補助的職員の苦悩

地方事務所所員の処遇

などなど様々な問題を聞く耳を持たなければ本質的な組織の問題は分からないのだ。数か月もすれば、組織内の様子は分かってくる。ドナーたちには知りえないことがインハウスコンサルタントとして理解できるのだ。ドナーたちへの優位性を得ることとなる。

さて、今の作業の内容は、主に作業の周辺領域の文献調査。周辺が広すぎて。

プログラム管理の成功ファクター

教訓とグッドプラクティスのまとめとフィードバック手法

関連マニュアル・ガイドラインの良例

持続性の定義と運用上の論点

などだ。セクターが違っても多くの知見を得られる。前回は、モニタリング評価のために、先行している保健衛生の事例を学んだ。

年をとるほど勉強しないと持続的なコンサル活動ができないのだ。団長や所長、ないしは本社の管理なんてやっていたら、昨今の業務内容の高度化や広がりに直接対応する必要がないが、一人調査団はそうはいかないし、それをする楽しみが得られる。裸の王様にはなれないのだ。

文献は、数千ページにも達するが、PDFのおかげで重量は増えないからいいね。

さて作業に戻ろう。

0 件のコメント: