2013年4月26日金曜日

1506:なぜ今コンサルは小粒なのか?

まだまだ58歳で、コンサルとしては小粒な僕が問題提議する資格はないが、今回聞いたコンサルの失態事件でちょっと考えてみた。

正直言うと、僕は技術士を持っていない。クライアント側の評価基準では、技術士を持っているだけで何点かは貰えるだろう。それでも取らない。

取る暇がないというのもあるが、関心がないのだ。専門性が広すぎて、いくつの技術士を取ったらいいのかわからない。実は受けないで取る神業があるのだが、まだやっていない。これについては言えない。

会社が社員を評価するのに、英語で言えばTOEICの高さ、技術力で言えば、技術士の取得だろうか。評価が簡単でいいのかもね。

学力優秀で、いい大学・大学院を出ている後輩ら(あるいはご同輩も)は、率先して30歳ごろに技術士を取り、TOEICもそれなりの点数を取る。まあ、悪いことではないが、ただそれだけの話。

専門分野で世界最高峰の技術を得ているわけではないし、ネイティブと喧々諤々の議論を公にできるわけでもない。報告書作成のレベルも小学生並み。

その程度のレベルだ。

その程度で30代後半になって副団長や団長になっていく。

だから、小粒なのだ、世界レベルでは。

そういうアマチュア的な意識では、昨今の技術力の高いクライアント側の要求にこたえられないだろう。ましてや、最新技術の提案すらできない。

コンサル会社自身の組織強化・人材育成を急ぐ必要があるし、他国の「それ」をやっている資格はないんじゃない??


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