2013年5月1日水曜日

1510:映画の楽しみ方変貌

去年ニュージーランドから帰国時に機内で映画を見た。東京行きということなのか、

Destination Tokyo

という見慣れぬタイトルを発見。面白そう?!

1943年アメリカ映画。なかなか渋い選択だ。意図的にリスト化されたのかと思うほどだ。

太平洋戦争中の映画で、東京湾に潜水艦で侵入し、破壊活動を行うという滑稽な話。面白いので2回も見てしまった。戦争中ということで日系人は一切登場しない。アカデミー賞を受賞したそうだ。

昨日は、ちょっと暇だったので、続きでネットで映画のことを調べる。もちろん、上記のDestination Tokyoの解説も見た。それとGHQ進駐時の東京も映画で映っていないかも調べた。

脱線して、

The Huntersという朝鮮戦争の映画も知った。F86セイバーの新鮮な姿は圧巻。May Brittという女優の存在も知った。すごい美人だね。そうこうしていると、ネットで映画の予告編や最初の2分間を見れるサイトも発見。これはいい!!

今日は、最近買った、「図説 占領下の東京」で紹介のあった映画、

Tokyo Joe

House of Bamboo

のビデオも購入した。占領中の映像はGHQの検閲が厳しく映画では描かれていないそうだ。Tokyo Joeの始まりは、予告編で見ると、世界遺産になった富士山の遠景で、羽田空港に着陸した映像からだ。戦後数年では羽田付近も原っぱだけ。貴重な映像だと知る。

昔(1960年代から70年代)は、アメリカ映画の日本での上映は2年遅れ。映画の情報は少なく、深夜放送で時々ラジオのTrailerを聞くぐらいか。

映画のTrailerや最初の2分間でも簡単にネットで見れるのはいいね。気に入れば、10ドル程度で全編がダウンロードできる。信頼性があるか確認したら試してみよう。

More American Graffiti

という映画も以前アフリカで見たが、このTrailerもなかなか面白い。ついでに、Paul Le Matの公式ブログも見っけ。彼のインタビューで前作の撮影秘話を聞いた。もう70歳近いか、でも結構気さくでいい感じ。

そうそう、Tokyo Joeにでている日系人俳優Teru Shimadaを調べていくと、米国政府アーカイブにたどり着き、日系人強制収容所の収容者のリストが出てきた。このリストの内容がすごい。詳しくは言えない。

ネットでの断片的な情報でもうまくつながるとすごい情報にたどり着く。まさしくコンサル的なプロセスかな。



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