2009年11月18日水曜日

477:SVの転落死

昨日イエメンのコンサルタントの誘拐事件があり心配しているが、今日はカンボジアに派遣されていたSVの方がビル3階からの転落事故でお亡くなりになったとのことである。

海外でのODA関係者の事故死は今年初め起こったスリランカのフェリー転落事故死以来かもしれない。南部アフリカでも今までかなりの数の交通事故があり多くの方(青年協力隊員)が亡くなっている。中には偶然軽飛行機に乗った方が墜落で亡くなられている。また、マラリアにかかって病死された方もおられる。

我々は常にこうした事故、病気や事件に巻き込まれる可能性がある。今回のビルからの転落も自分自身のこととして捉えている。不慣れな環境下では備品の管理上、オフィスから出るときに必ず鍵をかけるが、時どき鍵を中に置き忘れ、自動的に鍵がかかって中に入れず慌てることがある。

小生も数カ月前にその経験をアフリカで持ったが、ビル管理技術者がカギを解除できなかったため、隣の部屋の窓から数メーター先の自分の部屋の窓から中に入り事なきを得た。しかし、いざ問題が解決した際、転落の危険を考えず無謀なことをしたと反省し恐怖心を感じた。

カンボジアのケースもそういったことに関係したのだろうか。心からご冥福を祈る。

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