2010年1月30日土曜日

543:BBCワールドディベートに日本人参上

週末のお洗濯も半分終了した。1週間分だから2回に分けてである。今日は雨期とは言え天気も良く洗濯日和である。買い物も終わり、作業開始だが、BBCのワールドディベートで日本人が出てきたので、まずはそのことを記録しておく。

以前にも書いたが、こうしたBBCのディベートになぜ日本人が出て来ないのかとても不思議だった。中国人ですら出てきているのだからと。

今回は、ダボスからである。テーマはズバリ国際経済の見通し。パネルは、

1.Sharan Burrow: President of the Australian Council of Trade Unions and President of the International Centre for Trade Union Rights as well as the International Confederation of Free Trade Unions

2.Barney Frank: US Congressman for Massachusetts and Chairman of the Financial Services Committee

3.Pascal Lamy: Director-General, World Trade Organization

4.Gerard Lyons: Standard Chartered Bank, Chief Economist and Group Head, for Global Research

5.Hirotaka Takeuchi: Dean, Graduate School of International Corporate Strategy, Hitotsubashi University

「Dodging the Double Dip」というテーマも面白い。日本語では所謂、景気の二番底をどう回避するかだ。

内容の方はBBCのホームページに詳しいので割愛する。日本人の国際度と面白いシャツを見たのでそれについて書きとめておく。

まずは日本人パネラーだが、感想は以下の通り。

1.やはり日本人の典型的な特徴で名指しされて始めて発言する消極さが目立った。
2.発言しても非常に短く、質問より短いという異例の短さ。
3.発言の内容がコンパクト過ぎて説明にならない。多分他の4人の10分の1以下だと思う。
4.司会者が、「教授、教授」と煽てているが、アカデミア的な発言はなく、ごく普通のコメントしかない。
5.会場の比国女性に対して、「日本に住んでくれてありがとう」はないな。
6.中国に関して、日本も40年前はバッシングされたし、中国の価値観である「信、善、義」を長い目で見守ってください、とのコメントは会場の議論にはなじまないな。まず日本語だったし、言うんだったら、中国語で言ってほしい。中国人がビックリするだろうし。信善義で良かったかな?
7.結論を言えば、ディベートに殆ど参加していないし、自ら発言し滔々と持論を述べるパワーとかエネルギーが感じられない。国際経営戦略の専門家ですよね。

辛辣でごめんなさい。何しろ始終「いい見本」を見ているので、やはり気になっちゃいますね。でもBBCに登場する勇気は非常に歓迎します。お年は60歳半ばでしょうが、コンサル会社土木屋の幹部に比べれば、天と地の違いがありますね。

お次は、バーニー・フランク(アメリカ・マサチューセッツ州選出の下院議員)。何でしょうね? あのシャツは。ボタンダウンだけど、ネクタイが襟の上からである。蝶ネクタイ用のシャツとボタンダウンのシャツの中間的なデザインで、近未来的だ。始めて見たのは私だろうか。

経済の話は何でもアリなので内容はつまらない。上記のような関係ない印象とかが面白い。

それより、昨日久々見た「パルプ・コネクション」は何度見ても面白かった。架空の「Big Kahuna Burger」もうまそうだ。なぜか田舎のさいたま新都心のコクーンにある、「Kua'Aina」はハワイの有名なバーガーの店舗だが、アボカド・バーガーが特にうまい。オニオン・リングとビールでね。ここアフリカではあんまりバーガーはうまくないけど、ステーキはいいのがある。白人のたまり場になっていて植民地時代を彷彿とさせる。ケニアにはタマリンドとかノーフォークホテルとかがあるね。

それと、BBCで昨日実況した、6時間近いイギリス・前首相のブレアー氏の公聴会(イラク参戦の正当性について)はお勉強になる。昼にホテルに昼食で帰って見たが、5時過ぎに省から戻ってもまだ続いていた。英語での公的な場での質問の仕方と答え方の見本のような映像だった。

いつもながら、話はめちゃくちゃでごめんなさい。さて洗濯の第2回目と作業の開始である。

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