やっと執務室が決まった。部屋というよりオフィスと事務次官は仰っていたが、明日見ることとする。まだテーブルが見つからないそうだ。倉庫ではないだろうが?!
事務次官から大臣を紹介するとのことで伺った。大臣が日本からの専門家に以前から会いたいと言っていたそうである。
いろいろお喋りしたが、流石に大臣だけあってポイントを短時間のうちにおさえる方であった。問題あったら何でも言ってと仰るし、何かあれば直接来るようにと。事務次官が同席しているので、はいとは言わず、事前に事務次官にご相談しますと答えた。やはり事務次官の立場も考慮しないといけない。
表敬だけかと思ったらかなり長く話しこんでしまった。プロジェクトやプログラムの内容にまで話が進み具体的なことまで説明することができた。報告書や計画書全てをお読みになりたいとのことであった。彼のコメントの真意は大統領の意向を十分反映したものであることが分かった。
町内会長的な事務次官は大臣との話に緊張していたので、やはり立場が違うと意外な面を見せてくれる。ぱっとしないが調整能力はあるのだ。その辺の凄さを副局長以下は理解していない。
やっと1週間で落ち着く先が決まりほっとしている。身の丈を超える執務室のようで一般職員の知り合いは、「もう近づけないですよ。」と言っていた。そんなことないのにね。以前に増して各階を駆け巡りたいと思うし、まさかの時は大臣に直接談判できるので面白くなってきた。
久保田豊や坂本竜馬のように権威者や実力者に物おじせずに接触し、誠実さと信念を持って彼らの心に火を灯すことができれば最高である。できるかなー??
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