多分、日本のカトリック信者で、聖マリアが出現した旧ユーゴで現ボスニアのメジョゴリアのことを知っている人は少ないだろう。バチカンでは現在調査中であり公式に認めていない。フランスのルルドのような聖地になるにはまだ先かもしれない。
(さっき、気になってネットで確認したが、Međugorje or Medjugorjeで片仮名ならメジュゴリアなんだね。それだと結構知っていて、実際行っている信者もいるようだ。)
出現してもう四半世紀になる。
生まれて3カ月の長男を連れて3人でメジョゴリアに行ったのは1986年であった。スイスの空港でバチカンに向かう日本人信者がシスターと一緒にいたが、僕たちがこれからユーゴのメジョゴリアに行くと云っても、そこなんですか、と言われた。
あれから24年。BBCのニュースでは多くの信者が来て、村はもう町になっているようだ。韓国からも来ていたように見えた。
僕たちのメジョゴリア行きも偶然決まったのだが、ザグレブから国内線でクロアチアのスプリットに行き、そこからアドリア海沿いにモスタール。そこでホテルに泊まり、また車でメジョゴリアという行程だった。大変な旅でトラブルもあったが、今思うと凄い旅だった。
3カ月だった長男も24歳。今だ聖マリアは出現しているようだ。平和のメッセージは続いているらしい。
ネットでメジョゴリアで検索するとなにも出て来ない。数人の日本人観光客のレポートがあるだけで、カトリック教会の紹介はない。日本のカトリックって結構保守的なんだね。世界のカトリック信者の動きとは連動しないらしい。
バチカンの調査は僕たちの調査と違って奇跡を認定するかどうかだから数百年かかっても不思議ではない。
ルルドには2012年の世界水フォーラムがマルセイユであるので、その時には行ってみたい。メジョゴリアにも26年ぶりにいくこともできるが、マニュアルのレンタカーはもうやめにしよう。
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