2010年8月12日木曜日

725:コンサル会社の受難

国内コンサル部門では、今年相当受注が減ることが懸念されていることは以前書いた。

さらに、円高により株価が急激に下がっている。国内と海外の両方にマイナスの影響がでることになり、コンサル会社は経営的に非常に大変な状況になるだろう。

株価が200円以下になれば、2003年のように更なるリストラが進むことになるだろうか。事務屋や営業屋はどんどん整理してもいいが、専門家を切ると後の損失は大きいともう経営者も気づいているとは思う。

コンサル会社は以前から景気不景気に関係なく世間並みという感覚だったが、ここ10年はリストラも激しいし、下請け会社への無茶さ加減は目に余るようだ。良識なしの状況である。

これでさらに案件が相対的に減れば自滅してしまう。生き残りに向けた各社の経営戦略の差がでてくる。そういった各社の違いを第3者的に傍観するのも楽しみである。

益々競争が激化することは決して悪いわけでなく、競争によって技術力をあげていくいいチャンスだし、コンサル業界もクライアントに甘えることなく頑張ってほしいものだ。

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