2010年8月19日木曜日

732:計画局長と話して

滞在開始5日目でどうも風邪を引いたようだ。猛暑の日本から高原の秋みたいなところだから無理もないか。

さて、やっと計画局長と協議した。これまで別件のお手伝いで繋いでいた。流石に才女だけに理解は早い。既に提出しているプログラム管理の内容と意味を理解していた。

当地は女性の社会進出も多く、官庁幹部に女性がたくさんおられる。水省では、前事務次官、局長二人(代理だが)、上席専門家などだ。

計画局長(代理だが)は国内の大学で農業経済を専攻し、そのころから主席の成績で、その後は農業省に入り、ロンドン大大学院に行っている(そこでも主席並の成績であった)。去年だったか、農業省から水省の計画副局長になった。だから水省のことはあまり知らない。

早速これからの業務を説明し納得された。彼女の予定表はほぼ真っ赤っかで埋まっている。事務的な話は上席経済専門家と進めることになる。

カウンターパートとしてはまあまあの方々なので安心した。管理計画論を語るエンジニアはあまりいないし、2年前に最も優秀な幹部が交通事故で亡くなってからは、論客は水給水局長だけになってしまった。

面白いのは、局長からある資料の存在を聞かれた。僕の方がほんのちょっと省内で働き始めたが、偶然既に入手していた。局長クラスでも入手できない資料とは思えないが、局を超えた権力はないようだ。省として最重要資料なんだけどね。これで彼女の信頼もちょっと得たようだ。

BBCではパキスタンの洪水危機のニュースがずっと続いている。バングラなら分かるのだが、科学的な検証もフォローしてみよう。

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