2010年8月20日金曜日

733:事務次官と話して

当地に来てやっと第1週が終了した。いろいろ作業がありマルチタスクを一人で実施する難しさはあるが、何とか終了した。とは言え、土日に作業継続はある。まずはお洗濯があるが。

キッチンのついていないホテルのため自炊ができなかったが、今回は東急ハンズでラーメンポットを買って持参した。ラーメンもお米も炊ける。自宅で実験済みである。妻がいろいろご飯用の食材を買ってくれたので楽しみである。炊き込みご飯とかできる。

さて、今日は朝1番で3カ月ぶりに事務次官さんと面談した。朝早くから遅くまで仕事をするのはトップの宿命でお国が違っても変わりはない。国内では事務次官さんや局長さんらに気兼ねなくこんちはと会える立場ではないが、海外では当たり前だからいい。どこの国でも省の事務方トップに上り詰める方は人格的にも素晴らしい。中間層にいやらしいひとがいるのも普遍である。

彼も喜んで迎えてくれた。前回出した報告書や運用マニュアルは読んで頂いたようだ。帰国の段階で彼はスコットランドに計画局長と行っていたので会えなかったのだ。彼がお喜びになる大きな理由はあるがここでは言えない。

今日は今週最後の宿題を取りあえず終えて、クライアント側の担当者の方にメールした。担当の方は女性だが中々優秀だし、行動力も英語力もあっていいですね。本部の担当の方も同様である。海外援助に興味がある優秀な大学大学院生は、殆どクライアント側に行かれてしまう昨今で、コンサル企業には向かわないのは残念。コンサルの3K状況は卒業生などから情報が入るから魅力がなくなっているのだろうか。

クライアントの若い方々はコンサル業界の若手に比べて実力があるとここ10年感じているのは私だけだろうか?!

一方、この国では、省より水公社の方が若手の優秀な人材が多い。給料が大きく違うのが大きな原因らしい。省や水公社の若手らとも親しいがまた具体の案件で一緒になる。英語も出来るし知識も豊富なので話していて飽きない。

日本のコンサルの若手とも随分縁遠くなってしまった。技術移転の可能性もないねえ。残念。

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