2010年8月9日月曜日

722:恩人のOさん

あんまり携帯は使わないので、かかってくることもないのだが、さっき「通知不可能」という電話があった。

妻によれば、こういうメッセージは海外からの電話であるとのこと。僕自身の国際電話もそういうメッセージがあるそうだ。

とは言え、そういう電話は受けないことにしていて、3回かかったが無視した。その後、伝言があり、それだけは聞いてみた。

なんだ、Oさんからか。

このOさんとは89年の馬国の案件参加以来の知人である。中々面白い人。だが、一般的な評判は良くない。いろいろの問題や事件は随分聞いている。それでも彼の面白さと僕自身への直接の悪影響はないので、お付き合いはマレーシア以来20年続いている。

ここ7年ほどは、エビの養殖における病気の軽減施設の研究と海外での事業化を目指していて、僕も若干のご支援をしていたが、未だ実現はしていなかった。

Oさんからの電話では、今度ガン治療に効果のある薬の開発でマレーシアに現地法人を作るとのことだった。また始まったな!!、と思ったが、ノーベル賞を目指して頑張ってくださいと励ました。

コンサルには結構「いい加減」とか「怪しい」とか言われ、業界で軽んじられている方が多いが、そういう方々とは不利益がない限り交流は続いている。来るもの拒まずである。

意外なことだが、信頼されていないOさんは私の人生にとって大恩人である。具体のことは言えないが、真実である。

好き嫌いとか極端な評価(ゼロか一)で人と付き合っていると損することが人生にはある。特に社外の人脈を作っておくと劣化した会社に依存せずにコンサル活動を細々だが続けることができる。

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