2010年12月9日木曜日

967:水と気候変動の相互性(ニュース)

午後は久々四ツ谷に。

クライアントの協議が目的である。時間があったので、麹町アパートの地下の喫茶店でつぶす。イグナチオ教会の近くだし、多分経営者がカトリックなので雰囲気がいい。クライアントとの協議日には必ず30分ぐらい前に行きこの喫茶店で時間を過ごす習慣になっている。

四ツ谷駅までは南北線を使った。兎に角、新線の深さは尋常でなく歩く距離が長い。健康にはいい。

クライアント組織も年末で会議が多い。会議室はほぼふさがっている。当方の協議も別の緊急会議で遅れた。

クライアントからは当方の成果についてコメントがあった。要は、カウンターパートへの技術協力に成果があったかどうか評価するようにとのこと。これが中々難しい。

自画自賛の評価はできないので、カウンターパート側の評価を取り入れよう。事務次官から局長、副局長、チーフ、若手など様々な評価が必要だ。正直ベースで評価して頂く項目と基準の設定を考える。組織強化と人材育成が数年で達成できるわけがないから、今後の協力支援のニーズも考える。まあ、何とかなるだろう。技術移転の最適な成果評価手法事例は幸い持っている。

コンサルは自画自賛してはいけないと考えるので、総合的で妥当な評価方法を考えることとなる。

さて、今日入ったニュースを転記する。メキシコからの第1報である。コメントはまたいずれ。今年の作業も今日でほぼ終了。後は忘年会だ。

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水と気候変動の重要な相互性が認識される

メキシコ・カンクン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- メキシコ国家水委員会(CONAGUA)が主催し、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第16回締約国会議(COP16)の一部として開催された「水と気候変動に関するハイレベルパネル」の参加者は、気候変動の議論において、交渉に新視点をもたらし得る水を分野横断的な課題として含めることの重要性を認識し、また各国の課題に対処するにあたり、適応策の実施における重要な側面として、水分野の国際的コミュニティーの経験を強調しました。

COP16と並行して12月1~3日と6日に開催されたイベント「水と気候変動に関する対話」(D4WCC)における全議論の最終まとめとして、CONAGUAのJosé Luis Luege Tamargo長官が参加パネリストに伝えたのは、気候変動の影響はそのほとんどが極端な水文気象現象を通じて水循環の中で現れること、しかしまた水資源の品質と量における変動性の高まりとして現れること、その結果としてその他の経済分野、例えば食料生産、発電、自然保護などに影響が及ぶという点でした。

「水と気候変動に関するハイレベルパネル」には著名な方々が参加しました。そうした参加者の中にはWWFインターナショナルのヨランダ・カカバドス会長、世界気象機関のミシェル・ジャロー事務局長、IADBのルイス・アルベルト総裁、ウガンダのマリア・ムタガンバ水・環境相、ストックホルム国際水研究所エグゼクティブディレクターのアンダース・バーンテル氏、欧州投資銀行のサイモン・ブルックス副総裁、国際金融公社のレイチェル・カイト副総裁、世界銀行のローラ・タック氏、国連水関連機関調整委員会(UN- Water)およびUNEPのTim Kasten副議長、水と気候に関する協調プログラム(CPWC)のヘンク・ヴァン・シャイク氏が含まれます。議論のモデレーターは世界経済フォーラムが務めました。

この討論会はCONAGUAが推進してきた「対話」の締め括りであり、複数の利害関係者が終結する機会でもありました。その使命は、水に関連した軽減策・適応策の理想的な手段としての統合水資源管理に関連し、異なる側面に光を当てることでした。

OECDのアンヘル・グリア事務総長の代理人はこの点に関連して、かなり低コストの手段として、気候変動の適応策のための水統治を強化すべきだと呼びかけました。その理由として、水なしには炭素回収の点で設定した目標を達成することは不可能であり、従って持続可能な人類発展を危うくする点を述べました。

本プレスリリースのロングバージョン、写真、日刊ニュースレター、参考文書、経歴情報を含め、D4WCCに関する全情報はwww.d4wcc.org.mxから入手することができます。

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