2010年12月28日火曜日

988:SMECは健在じゃないですか

先日、四ツ谷に行きある先輩と長話したが、その際にPNGの水力開発の話になった。

豪州のコンサルと云えば、SMECが有名だが、先輩が言うにはSMECは無くなって、今はタスマニアのコンサルしかないとのこと。ほんとかなと訝しく思った。

SMECも昔ほどの勢いはないが、まさか廃業にはなっていないだろうと思い調べた。

当然のことだが健在である。従業員4,000名を有するし、40の海外事務所を持ってる。彼が駄目と云ったのはSMECとの連携の可能性がゼロということなのだろう。

そりゃそうだ、彼の会社もSMECとけんか別れして久しい。しかし、SMECも最近はENRでも上位には入ってこない。だからと云って無くなったわけではないのだ。

1996年のレソト高原導水プロジェクトで日本人として唯一参加したことは以前書いたが、そのモハレダムも完成している。下記写真参照。



一つだけ昔と違う点は、ISOの承認を受けた品質を重んじる会社という記述が消えたことだ。当たり前だね。ISO承認も世界的に早かったが、無意味な記述の消失も早い。IWRMも消えた。

相変わらず、SMECのホームページはプロ意識を感じる。アップデイトも早い。こういうプロ的なセンスを日本のコンサル会社も見習うべきだ。日本の大手のコンサルのホームページを見比べても質が悪い。あるコンサルは4月に社員のブログを持ち回りで書く新企画を立ち上げたが、会長(退任)と社長だけで、4月1日以来後が続かない。非常にイメージが悪いね。こんなの見たら、優秀な社員は集まらないかもね。

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