2011年1月3日月曜日

1001:今年の展望

2009年はどうだったかは、1年前に下記の通りにブログで書いた。

コンサル業界

最悪な状況の前ぶれを感じる。

人材不足。
経営手腕の欠如
技術力の低下
クライアントのニーズに答えられない不自由な組織

水資源管理開発

管理に対する混迷が続いている。統合的という意味が理解できない歯がゆさを感じる。臨機応変な水資源管理の実施を目指したい。

さて、2010年はどうだったか?

30代のコンサルタントの転職が目立つ。国際機関に移籍してもいい仕事ができるかどうかは全く不明だが、コンサル業界にとっては大きな痛手だ。できる水文担当が見つからないのも致命的だ。人材不足というボディーブローがついに効いてきた感がある。副団長や団長候補がいなくなるのはきつい。

コンサル業界全般でも、経営、技術力、組織も改善される傾向が全く見られない。日本での欧米のコンサル進出はまだ少ない。

一方、水資源マスタープラン調査の動向には少し変化が見られる。過去30年の全国水資源マスタープランのレビューが間もなく開始される。CTIIが受注したそうだ。調査結果は今年の夏前には出てくるだろう。知り合いも関わっているので成果が期待される。

アフリカでも今年水資源計画の新規案件が数件開始される。水政策や組織強化、人材育成に関わる計画にどう立ち向かっているかがポイントである。60歳以降の先輩たちの活躍を期待している。

ここ2、3年行われたイラン、サウジ、比国の水資源管理計画の結果の報告書も入手してレビューしてみよう。報告書を見れば出来の良し悪しはわかる。いずれこのブログで評価結果を書いてみるか。

自分自身の今年の展望は、案件次第だ。成り行きに任せよう。どんな状況でも対応できる引き出しは揃えてあるつもりだ。コンサル業界の再編成も今年あるかもしれない。会社的な運営改善にも関わっていこう。

今日あたりから来週出張の準備を始める。まずは生活面から。

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