2011年1月21日金曜日

1026:1週間が過ぎた

今はホテルに戻り作業を再開している。

また同じ作業環境の繰り返しだ。

一番違うことは、インターネットラジオを聞きながらだ。以前も書いたが、ここアフリカの最貧国でついにブロードバンドが使えることだ。日本に比べれば確かに速度は遅いが、動画も問題ないくらいだ。

今は、お馴染み、NJのedgewaterを聞いている。スカイプも試したが、非常に安定していて携帯並だ。

作業環境は非常に改善したことになる。

さて、作業だが、この1週間で直近の課題を何とか取りまとめることができた。土日で纏めよう。

課題の具体の内容は書けないが、要するにコンサルさんの調査不足が原因で発生したと思う。現地で十分調査していれば解決策も含め完了したはずだった。

村落給水の「水と衛生」という重要な課題だ。

井戸掘り屋さんは地下水が出ればハッピー。維持管理に係る諸問題については知らない、というスタンスが何十年も続いてきたつけが回ってきたということだ。

既にこの国ではUNICEF支援の元、WASHプログラムが進んでおり、深井戸の水質汚染対策に関してモニタリングと改善策の実施支援が2004年から始まっているのだ。そんなことをコンサルさんたちはフォローしていない。いつまでもソフトコンポーネントはCBMしか知らないしね。

フォローしてくださいと、お願したはずだったが。お粗末で不遜な対応だったね。水質担当は航測会社がコンサルやっているような会社だからか、水質が悪化している場合のことを全く想定していない。深井戸だから水質汚染はないだろうという意識しかない。現場での調査が足りない。

まあ今更怒ってもしょうがないけどね。

僕自身は表流水が専門で、地下水とか水質は専門じゃないけれど、課題だけはある程度は分かるつもりだ。専門じゃないから逆に気がつくのかもしれないね。

50歳過ぎても、反面教師的ないい経験をさせてもらえるのはラッキーかもしれない。水資源管理は兎に角対象が広い。

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