2014年3月5日水曜日

2155:ウクライナという地政

いやー、意外なところで紛争の危険性があるものだ。

今回のウクライナの問題は、数か月前の首都キエフでの反政府運動から始まった。その後大した進展もなかったが、大統領が露国に逃走。

クレミヤ地域での露自警団の占領。

今は双方の政治的な牽制の中にあり、戦争の火ぶたは切っていない。

全面戦争に発展はしないだろうが、当分は危機的な状況であろう。

BBCも両国の軍事力の比較をやっているが、明らかに戦争をすればウクライナは敵わない。

ロシアだって、落としどころを探しているのだろう。ウクライナは、EU、NATOやアメリカの保護が頼りだね。

EU参加というのも他の旧ソビエト連邦国で徐々に起こってきたが、やはりウクライナは許されないらしい。

結局、EUとロシアという対決に発展した。アメリカは正直係りたくないのだろう。

EUはIWRMと同様、統合が目的だ。でも統合は普遍じゃないから、どこかの段階で途切れる運命がある。ウクライナだけでなく、トルコも同じ立場。参加したくてもそれを阻害する要因がある。

単純な統合、例えばAとBとか、は可能だが、AからZまで、すべての統合はねえ、実行不可能のユートピアなんでしょうね。



余談だが、エミレッツ航空のCMを今やっているんだが、これ見るといつも不思議に思うことがある。

CAが易しい天使という設定で奇跡的になんでもやってのける。それを見ていた女の子。わざとジュースのコップを落そうとする。瞬時に、CAは支えて、めでたしめでたし。女の子のほほえみで終わる。天使のCAがウィンクして終わり。

おかしな設定といつも思う。女の子が不注意でコップを落したのだったら自然だが、わざとなんですね。これって変な発想だね。キリスト教ではありえない。なんなんでしょうね。雑談終了。



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