今日の残業もここまで。第3章の課題が終了。
水資源の課題だけ書いても駄目で、その課題を詳細整理し、第2章の事実関係を反映する。課題だけでは単なる水資源セクターレビューになるので、それらの課題をどのような取り組みで解決していくかを書かなければ進まない。
第4章の内容はここでは言えないが、明日はいよいよ提言となる。これも単に無責任な提案ではなく支援方法と支援時期などを詳細に書くことになる。これが最終成果になるわけ。
既に答えは分かっているので、それに至る証拠固めをする必要があるだけだ。まあ1日あればできるか。
幸い我が国の支援手法は様々なメニューがあり有難い。メニューから課題解決に最もふさわしいものを当てはめていく。
我が国にない手法もあるが、これは論外である。世銀が良く実施しているWATSAL。インドネシアで適用した事例が世銀にある。我が国はセクター調整ローンは好ましいと認識されないのでこれは省く。あまり成果がないのである。インドネシアで世銀が実施したが、結局は地方分権化が浸透せず中央集権に戻ってしまった。権利だけ委任してもお金が移らないと動かない。
当地はアフリカだから有償案件はない。世銀やアフリカ開発銀行はローンを提供しているが返済義務の無効もあるのであろう。実態は知らない。
JICAさんのJOCVやシニアボランティアはNGOの活動に近い。だからこれらの有効活用も可能である。熟練の方々や若き海外志向の方々のご活躍は良く知っているので、できるだけ機会を創造したいと考えている。
来週は各章の細部のチェック、コンタクトリストやレファレンスなど雑多だけど重要な個所を精査する。まだまだ追記したい個所は無数にあるが時間と相談して最終化されることになる。
性格的に締め切り間際まで徹夜するのは嫌いなので、期限より1,2日ぐらい早めに終わらせたいところである。報告書は自分の分身のようでもあり、かわいい子供でもあるのだ。だから公になることを想定すれば、いい加減な内容であってはずっと後悔が残る。
当地は徐々に暑くなってきたが、逆に日本は秋らしくなってきたと妻から聞いた。丁度いいシフトかもしれない。
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