2009年9月16日水曜日

422:二つのお知らせ

このブログでもご紹介したが、三祐コンサルタンツの元副社長である樋口さんが7月に退社されたそうだ。2年ほど前からお病気であったが奇跡的なお力で復帰されていた。樋口さんはうちの親父と同年代であり海軍兵学校出身であり、これまでずっと海外コンサルとして活躍されていた。

お師匠様のお一人である。帰国したらぜひご挨拶したいと思っている。彼のような無心で情熱的な指導者はもうコンサル業界にいなくなったのはさみしい。しかし、先人の方々の情熱を引き継いでいくのが我々の使命であると考えている。

さて、もうひとつのお知らせは東京大学からだ。沖先生と同じように国際的にご活躍されている中山先生もいよいよ水に拘らず資源管理にも研究活動を進めていくらしい。水ばかりに拘ると国際協力学としては発展性がない。いいことですね。僕自身も統合的水資源管理から水資源管理に移り、今は持続的な開発にテーマが拡大しているので中山先生の研究成果もこれからフォローしたい。

コンサルが頼りないのでアカデミアの活動に依存するしかないが、いい土壌で育った若き人たちがコンサル業界にも少しは入っていただくといいのだが、やはり無理だろうか。やはりJICAとか国際機関に行かれてしまうのであろうか。

昨日行った現場写真を報告書に取り入れ、さらに最後に忘れていた気象データをアペンディックスに入れて完成だ。午後から最後のドナー会議である。最後のご挨拶は何を言おうかな?

0 件のコメント: