2009年9月13日日曜日

419:最終章が終わった

帰国が迫ると来たころと同じように急に時間が早く感じる。いいことである。

昨日は恒例の007シリーズ鑑賞。段々と時代が過ぎているのでもうロジャー・ムーアだ。先週はルイジアナの訛りについて書いたが、007シリーズも次の作品でもニューオーリンズ州訛りの警察官をバンコックの観光客として再登場させている。南部なまりの演技が好評だったのだろう。

さて、主題通り、無事最終までたどり着けた。団長や副団長だと団員の作業進捗が気になるが、今回は一人調査団だから褒めたり貶したり、叱咤激励する相手がいない。さみしいものだが、とんまな団員やいないだけいいか。とんまだけならいいが、サボタージュする団員のお陰で最終報告書を再提出する嵌めになったこともある。電力会社の出向社員だ。神戸の進学高校でて、赤門に行って、電力会社に入っても出向先ではこのざまだ。こういう出向社員は9割以上いたかな。兎に角、一流コンサル社員と比べると院生に対する学部生並で、それならまだましだが、論理的な進め方を知らない。例えば、最終段階で修正加筆の必要性が生じて団員に依頼して何とかまとまったが、後でクライアント側から指摘があり、修正箇所がサマリーだけで本文やアペンディックスに書いてないとのご連絡。唖然。電力会社から出向した団員はサマリーだけ直せばいいと思ったらしい。団長として細部までチェックすべきだったのだが、まさかサマリーにしか修正しないとは想像をしていなかった。こういう事例は結構あり、本文作成なしで行き成りプレゼン用のパワーポイントを作成しようとする天才たちだ。これについては以前書いたが、全く論理的な展開を必要としないらしい。愚鈍な小生にはとてもついて行けない。苦労を伴う作業は「業者」がするものと思っているらしい。

さてさて、おバカな人たちのことはこの辺で。最終章および関連章にについては守秘義務上一切言えないが、少しでもお役にたてばという感じかな。

ホテルの部屋も資料などで床や机にいっぱい広げていたが、今はきれいさっぱりした。要らない資料は全て廃棄して、帰国時に持って帰る最小限のハードコピーは纏めた。

最近はPDFもあり便利。兎に角嵩張らない。パソコンも富士通のビブロのモバイルだから軽いし、パソコン用のバッグも要らない。スキャナーやプリンターも薄くていい。これなら世界どこでもオフィスが開設できる。注意点はプリンターが最新式のためインクが入手できないこと。今回は何の問題もなかったが次回からはたくさん持っていこう。

成田着が遅いので成田で一泊して帰る。ヒルトン成田は始めてだが家族との再会と成田での夕食を楽しみにしている。ラーメンと餃子という庶民的なものがまず食べたいかな。育ちの悪さがでたか。

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