昨日で一通り最終報告書ができたので、今日は1日かけて3県の地方給水状況を調査した。8時半から4時近くまでかかった。この結果も報告書に載せることにした。
アフリカ南部でも村落給水が重要であったがここ10年ほどから中規模の町での給水が強化されてきた。いよいよレベル1から2へシフトしてきたか。ハンドポンプでの給水では精々250人程度に給水することができないため人口増加が著しい町(人口3千人から5千人程度)でもレベル2かレベル3のニーズが高まってきた。
現地踏査は7月以来だから2カ月ぶりである。水公社の若手も中々優秀で日本にも研修で行ったことがあり、車内ではずっと雑談していた。こうした雑談からも重要な情報が得られるから無視できない。幸いこの辺の人は英語ができるから助かる。イギリスに感謝だ。マレーシア人の英語力のことは以前書いたが若い人ほど著しく低下している。教育システムの変化がこうした格差を起こす。
明日は最後のドナーおよびNGOと省との定例会議に参加する。どうも事務次官や局長クラスが変わるらしいので最後のご挨拶になるかもしれない。人柄のいい人ばかりで助かった。大臣にはまだご挨拶していないので帰る前には1度会ってみよう。
マラリアや交通事故の多い国だが、今回は何とか無事に帰れそうである。
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