2009年9月6日日曜日

409:Salvage your reputation

「人の評価は風評で決まる」とあるコンサル会社の幹部の方が申された。へえ、そういうものかと思ったが、実際は悪いうわさを意識的に集めそれだけで評価する手法のようだ。

彼が所長だったイランの案件で、借り上げだった元大手建設会社の方が大胆な行動を起こしお辞めになっていただいたが、結局、議論することもなく無視し、お咎めをする勇気もなく、ただ元ゼネコン出身の方の昔の悪いうわさを拾い集めて理由づけをしていた。

彼も名前の割には「人の道」に反することを平気でされる方で、僕の扱いもゴミのような扱いだった。中でも人の評価は常に1か0というものだった。今でも記憶に鮮明な名言がある。

「君を評価する人間は過去、現在、将来にわたって社内に一人もいない。」

という想像を絶する言い方だった。所長は神のような存在とも言われているが、神をも恐れぬお言葉である。

こういう幹部の評価になったら会社では二度と浮かばれない。早いとこ逃げるが勝ちだ。

コンサル会社が体育系の組織になったらお終いである。

彼は今大手コンサル会社の海外部門の最高責任者にまで上り詰めたが、今でも陰でそういう発言をされているのだろうか。

久々見たCSIラスベガスの室長が変わった。新室長は黒人でマトリックスにも出ていた有名な俳優だ。

彼が部下の名声を取り戻すために努力した時にしゃれっぽく言った言葉が、

Salvage your reputation

だったので、上司という存在が部下に対してどうあるべきかをさりげなく教えてくれた。

さて、そろそろ残業も終わりにするか。

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