昨日は作業が進展したので、久々映画を見た。
All the king's men
だったかな、タイトルは。
ルイジアナ知事になった男と新聞記者の友人で知事補佐の話。最初はルイジアナの南部なまりに違和感を感じたが直ぐ慣れてきた。
それにしても面白くない映画で感動すらない。ショーン・ペンは知事役は似合ってないしやはり犯罪者とかひと癖ある変わり者とか内面からにじみ出る演技が向いている。大衆を扇動させるようなカリスマ性は出せないな。
それに、他の主要な脇役の3人はイギリス人。どう考えてもミスキャスト。ジュ―ド・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレットは有名だし一人ぐらい出ていても違和感はないけど、3人ともルイジアナ生まれとしての役だから南部特有の訛りは再現できない。
話もフラッシュバックが多く、補佐役の優柔不断が見ていて惨め。興行的にも良くなかったのがうなづける。
アンソニーがアメリカ映画に出た時はやはりハンニバルでしょう。彼のイギリス訛りが狂気的な雰囲気に最高だ。ルイジアナの田舎ではちょっと合わない。
まあこうして駄作も見ないといけない。堂々と掲げるものも我々の周りに多いが、その内容をよく吟味しないとプロパガンダに流されてしまう。
Nail it up!!
と叫ぶ指導者の発言には要注意。
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