帰国まで土日を外すと正味5日になった。赴任してアウェーからホームになっても期限が来れば去らなければならないのがコンサルの宿命である。また来ることもあるし、数年続くこともあるし、2度と行かない場合もある。それぞれに思いはあるし、常に渡航して仕事をした国のことは忘れない。
それぞれの国でそれぞれの問題を抱えているが、問題は一つづつ解決していくのが良い。ドナーやNGOもせめぎ合いをしているし、政府機関も改革や人の入れ替えも頻繁である。そういう状況の中で日本の援助をうまく進めていくお手伝いをしていると思っている。
当地でも日本の援助の勢いが高まっている気配をドナーやNGOが敏感に感じているようだ。我々には競争意識はないのだが、ドナーに雇われているローカルスタッフなどは自分の仕事に影響しかねないと戦々恐々としているように見える。おかしな現象だが、彼らも生活がかかっているのである。
省内でも部門間での権力闘争があり、その間で動くのは大変だが面白い。局が3,4つもあるとそれぞれの局長や副局長の考えや思惑も様々である。うまく調整しながら公平に対応し、結果として皆さんが満足するようにした。勿論それが総合的に見て最良と見ている。
一つの局や部門に集中してきたある意味弊害もなくなってきたと思う。それだけでもいい成果だと自負している。恵まれない部局は上から下までさみしげで疎外感を感じていたが、何とか公平な支援策をひねり出し、恵まれない部署に少しでも援助が行き届く方向性を具体的に作成したと思っている。
実際これからが勝負なのだが、これからのことは分からない。
忘れないうちにコーヒーと紅茶をお土産用に手に入れよう。コーヒーは結構イケる。あんまり海外の食品や雑貨はあんまり買わないのだが、今回は隣がスーパーなので買っていこう。
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