遅い昼食を取った。今日はこれまでの水資源開発管理計画のまとめを終了させないといけない。午後からはUNICEFのお兄ちゃんと協議でそれまで少し休憩だ。歩いて5分だから便利この上もない。
ダム開発では植民地時代まで遡ることができた。そんな古い資料は残っていないが先人たちのお陰で助かっている。以前書いたかもしれないが、昨年表流水部門の副局長が不幸にも交通事故で亡くなり、部内は統率が取れていない。
現在の部員では埒が明かないのでどうしようかと思案していたが、朽ち果てた利用されない図書室でいい資料を掘り当てた。
亡くなった副局長の優秀さは今でも語り継がれているが、埋もれた資料から彼の生前の論文がいくつか出てきた。流石にうわさ通りの方である。
卓越した知識と経験が論文に溢れている。また、将来に向けての水資源開発管理の具体の計画案が提案されている。なるほど、惜しまれた方であったか。
先ほどまで彼が書き遺した論文のサマリーを報告書に書きとめていた。過去、現在、そして将来という時間な流れの中で彼の水資源に対する思いと情熱を記録した。
さて、そろそろUNICEFの事務所に歩いていこう。全国の井戸の県別データを貰いに。
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